【MHP 2nd】狩られの道は、人の道 -第1章-(その1) *
敵のいない挑戦。敵は、自分自身。
「モンスターハンターポータブル 2nd G」の発売を目前に、僕は新たな目標を発見しました。そう、これは発見でした。あまりにも長い間、放置していた課題があったのです。調合リストを埋める。150種類以上ある調合リストを、すべて埋めてみようと考えてしまったわけです。
そういえば「MHP 2nd」を本格的にプレイしはじめてしばらくしたころ、僕同様、あまりうまくはなかったハンターさんとごはんにいった時のことです。先にお店に着いていた彼女が、得意満面の笑顔でPSPに向かっていました。「なにやってんの?」。疑問に思った僕は聞きました。たとえばなにか大型モンスターが狩れたとか、素材ツアーで思ったよりもハチミツが集まったとか、そういうことかなぁと予想していたのですが、答えは意外なものでした。
「調合リストってさ、戦わなくていいんだよ」。
もしもし? どういうこと? 「うん? 戦わなくてもね、調合リストは埋められるじゃない? それがうれしいの」。う、う、う~ん。彼女は彼女なりに「MHP 2nd」に愛情を持ちはじめていたのでしょう。誰かと回らなければ、まだまだ大型モンスターは狩れませんでした(当時)が、調合リストを1つ1つ埋めていく(調合していく)ことであれば、誰の助けも必要としません。もちろんすべてを埋めることはできなかったのですが、普通に手に入る素材でも、かなりな部分が埋まります。自分一人でも、できることがある! それが誇らしくてうれしくて、彼女は笑顔になっていたのです。なるほどなぁと思いはしましたが、すでに物欲の塊となっていた僕はそんな言葉には耳を貸さず、リオレウスかリオレイアだったと思いますが、クエストの準備を進めていました。
そんなことも思い出しながら、150種類以上に及ぶ調合リストを埋める。それを、ある意味では「MHP 2nd」最後の目標に定めました。
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