【MHP 2nd】初代「狩られ道」魂(その5) *
それでも、それでも一向に終わる気がしません。制限時間は50分ですから、1頭平均25分で狩ればいいわけです。ところが、25分が経過してもまだ2頭とも元気いっぱいです。爆弾でダメージを当たる作戦(メラルーガジェットにオウビートS)でもダメなら、属性攻撃と会心狙い(雷神宝剣キリンとギザミU)でも、似たような結果でした。この2つの作戦を交互に繰り返しながら、僕はクエスト失敗をいたずらに重ねていました。
そういえば……。
ティガレックスに轟弩【戦虎】(ティガレックスのライトボウガン)で挑んだ時のこと(「狩られ道B」収録のエピソード)を思い出したりもしました。その時は攻撃力の高い轟弩【戦虎】ではなく、ティガレックスの弱点属性である雷属性の弾・電撃弾が撃てる繚乱の対弩で挑んで捕獲に成功したのです……いや、その、「すべてのティガレックスの武器を作り、すべてのティガレックスの武器でティガレックスを狩る」という企画意図からは外れた選択だったのですが、「ティガレックスに対しては攻撃力よりも属性を重視した方がいいらしい」という、なんとなくの結論を得ることはできました。それを思い出した僕は、見切り+3はあきらめてギザミUに属攻珠を装着し、属性攻撃強化を発動させたりもしてみたりしました。
これが意外とうまくいきまして……。立ち回りにこそ進歩はなかったのですが、ついに1頭、ティガレックスを捕獲することに成功したのです。「狩られ道A」「B」当時は成功しなかった、片手剣での轟竜狩猟に成功したのです! ですが、今回は目的がまったく異なります。今回は「MHP 2nd」における轟竜との決着をつけるために、一人プレイで「異常震域」のクリアをめざしているのです。1頭、上位のティガレックスを狩ったとしても、それは折り返し地点に到達したに過ぎません。僕はとっさにスタートボタンを押し、残り時間を確認しました。残り時間は、無情にも15分程度しかありませんでした。
ひさしぶりに、ぼっきりと心が折れる音を聞いたような気がしました。リアルの僕が力尽き、PSPのHOMEボタンを押し、静かにゲームの終了を選択しました。
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ついに『MHP 2nd』の新モンスター判明!
その名は轟竜「ティガレックス」!
電撃オンライン(20070303)