【狩られ道A 12】轟槍【独虎】(ランス) はじめてのランス(その3) *
しかし、しかしです。大剣、ガンランスと、移動や動作が遅い武器で、動きのすばやいティガレックスを狩ってきた僕にとっては、これが福音といいますか、なんだか救済されたような気持ちよさがありました。ティガレックスの猛ダッシュを正面から受け止めてガードします。すぐに180度向きを変えると、ティガレックスの後ろ姿が見えます。猛ダッシュは通常時でももう1回、方向転換して向かってくる時がありますから、ここはひと呼吸、慎重に間をおきます。といっても、あまり慎重になりすぎてはいけないのですが、ヤツが止まったということを確かめるやいなや、△+○で突進です。たいていの場合はそれでしっかりこっちをむき直し、次の攻撃の予備動作に入るという直前のタイミングでティガレックスと接触し、向きさえ間違えていなければ鼻面から尻尾まで、ビシビシビシビシッと貫き通すことができます。
さらに言えば、ランスは切断と打撃両方の攻撃系統を持っているので、これを繰り返すだけでいつのまにか尻尾が切れていたりします。今回は「すべての武器でティガレックスを狩る」ということが目標だったので、あまり部位破壊にはこだわっていませんでした。結果、できていればいいというくらいで。しかし、ランスの突進は、ほぼ確実に尻尾を切り落としてくれます。得した気分でもありましたが、ほんと、しびれましたよ、突進。ぜひ、今後は他のモンスターでもランスを使っていきたいと、今はマジメにそう思っています。
そういうわけで(どういうわけで? 今いち説明不足な気もしますが)、僕のランスは突進! 突進! 大突進! の、まさに一本槍、一本調子な感じでしたが、順調にダメージを与えていきました。とはいえ、それだけで狩れるほどティガレックスも甘くはありません。怒り状態になったヤツの行動スピードには、この策は通じなかったのです。先ほど例に挙げた猛ダッシュで行っても、ガードして止まったことを確かめてから突進を繰り出していたのでは、ヤツと接触する前に次の攻撃がはじまってしまっています。一撃喰らわせただけで、何度も吹っ飛ばされました。
もちろん対処法として「怒ったら閃光玉、もしくはシビレ罠」ということも徹底しました。しかし、それがすべてうまくいくとは限らないじゃないですか、プレイヤーは僕なんですから、なんといってもorz 閃光玉を投げ切り、シビレ罠も、支給品の携帯シビレ罠まで使ってあと1つ(捕獲用にとっておかなければなりません)となった時、まだヤツは怒り狂って暴れまくっていました。手がつけられません。途方に暮れた僕は時計を見ました。時計の針は、クエスト開始から30分経過したことを示していました。仮に34分経っていたのだとしても、残すところ、最低でも16分はあるわけです。
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