【MHP 2nd】さらば、帯電飛竜。「2nd G」で会う、その日まで!(その2) *
こいつと決着をつけたい。
あいかわらずなにがなんだかわからないわけですが、ふと、本当にふと唐突に、そう思いました。言うまでもなく、「MHP 2nd G」発売まで、あまり間がありません。こんなに俺を苦しめ、もしかしたら「MHP 2nd」をあきらめさせたかもしれない帯電飛竜、フルフルとの決着。ブヨブヨした悪魔に対して、「MHP 2nd」における完全な勝利を収め、そして「MHP 2nd G」に移行したい。それをもって、僕の「MHP 2nd」はようやく終わることができるのではないか? これまたあいかわらず誰にも期待されていないわけですが、僕は心密かに決意しました。
ただ、その完全な勝利の基準ですが、これにはちょっと悩みました。フルフルを狩り尽くすということはできません。ヤツ(ら)は絶滅しません。また、僕がフィールドに現れただけで、帯電飛竜が恐れをなして逃げ出す……なんてシチュエーションを作ることもできません。仮に100頭狩ったとしても、それをもって完全な勝利とは言えません。
そこで考えたのはフルフルUでした。上位のフルフル素材を使った防具シリーズです。実はライトボウガンでフルフルを狩るのが楽しいと感じていた時期があって、その時に狩りまくって剣士用は作っていました。一式そろえると広域化+2が発動するこの防具は、僕よりレベルが低いハンターさんたちと回る時にありがたがられました。これをもう1つ、ガンナー用も作ろう。それが帯電飛竜との決着だと、勝手に定義づけました。そして、恥ずかしいことに、なんとなくじーんときたりしました。強敵と書いて「とも」と呼ぶ気持ち、その思いの先にあるなにかを感じ、僕は目頭を熱くしたのです。
強敵を狩り、そいつの装備を身につける。
たったこれだけの、「MHP 2nd」においては超基本的なことに、深い、本当に深い意味があったのです。これは一種の親愛の情、それもかなり深い部類のものではないでしょうか。お互いに尊敬しあえるからこそ、狩り狩られ、そしてその結果としてそいつをいつも身近に感じていたい……なんてね。フルフルを身近にとは思いませんが、深い親愛の情が芽生えるのは間違いないと思います。剣士用、ガンナー用、両方のフルフルUシリーズをそろえる。それをもって、「2nd」での帯電飛竜狩猟に決着をつけることにしました。
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