【34時間連続更新】全米が泣いた! そして、大阪は笑った! 「パワプロクンポケット」 第32回

パワプロクンポケット10」12月6日発売! (C)2007 Konami Digital Entertainment Co., Ltd. (社)日本野球機構承認 NPB BIS プロ野球公式記録使用 阪神甲子園球場公認 ※ジャケット画像はTSUTAYA onlineに掲出されているものです。 ※この文章は電撃パワプロという増刊号のために書かれ、後にブログにアップされたものの再掲出になります。 西川 様 昨日は、短い時間ではありましたが、インタビュー取材に御対応いただき、ありがとうございました。全体としては約4時間、みっちりパワポケチームのみなさまとお話しさせていただいて、非常に楽しかったです。「僕の」パワポケは、ここから生まれているんだということが、強く実感されました。なんといいますか、ものすごいおもてなしを受けた気分です。 そうですね、確かに今、ギャグは受難の時代なのかもしれません。みんながみんな、1つ、あるいは数少ない価値観を共有しているような社会であれば、ギャグは成立しやすいですしね。「赤信号、みんなで渡ればこわくない」というだけでドッカンドッカン笑いがとれた牧歌的な時代が懐かしいです。赤信号で止まるヤツなんて、今どきいませんからね(車さえ来てなければ)。でも、そんな中で島津さんがお話ししてくださったことが印象に残ってもいます。パワポケをはじめてプレイした時に、「なんだ、これは!?」というショックを受けたというお話でした。僕もまったく同じなんです。パワポケは、完全に僕の想像の外からやってきた、まるで宇宙人のようなゲームソフトです。なんといいますか、たとえ赤信号でみんなが渡るような時代が来ても、パワポケの衝撃が薄れることはないと思います。吉本新喜劇で、おばぁちゃん役の桑名さんがばぁーっとアクションをやって、最後にぴょんっと飛んでちょこんっと正座する。あのタイミングで生まれる笑いには、時代性も社会性も地域性も関係ありません。たぶんクルド人でも笑えます。 一方、ゲーム業界は若い業界ですから、まだまだお約束が生きているのかもしれませんが、それでも昨今の市場を見るとユーザーの価値観の多様化は確実に進んでいます。そんな中で、これだけの衝撃を数多くのユーザーに与えることができるパワポケという存在は、大変貴重なものだと思います。ぜひそれを、次代のクリエイターのみなさんにもお伝えください。東京への帰路についた今の僕の心配は、昨日お会いしたみなさんが引退してしまったら、パワポケがなくなってしまうんじゃないかという、たいそう壮大なものですw いや、電撃PlayStation編集長なんて言ってますが、ただのファンなんでorz また、昨日、萩原さんがおっしゃっていました。「野球帽をかぶったようわからんヤツがRPGをやる。それが普通に思える、普通のことに感じてもらえるようにならんとパワポケは広がっていかない気がする」と。僕も、そう思います。やっぱりパワポケはどっかおかしいんですよw でも、ハッともしました。2年前、自分で電撃PlayStationに書いたことを思い出しました。パワポケパワプロGBA/DS版ではないということです。パワプロクンとメガネの友だちが出てきて、なんかおもしろいことをやってくれれば、もしかしたら野球なんかやらなくてもパワポケは成立するんじゃないか。萩原さんは「もう野球帽も脱いで、なんかちゃらら~んみたいな帽子にしたらえぇねん」とおっしゃっていましたが、僕はちょっと違うと思います。野球帽をかぶっていてもいいんです、バットもボールもグローブも持ってていいんです、ユニフォームを着ていても、野球チームの合宿所で暮らしていてもいいんですけど、ただ1つ、野球だけやらなければ……。どうも話が飛躍しました、すいません。僕がパワポケに期待することが野球ではなく、笑いであるということをお伝えしたかっただけです。失礼しました。西川さんは、どう思われますか? そういえば、あの2年前のインタビュー記事を書いて以来、僕は自分の雑誌に文章を書いていません。 長くなって申し訳ございませんが、最後に1つ。あの、大変申し上げにくいんですが、僕、自分の中で最高のパワポケはやっぱり「6」なんですね。はじめてプレイして、はじめて衝撃を受けた、その大きさ故だと思うのですが、そのことが少しだけ、ほんのちょっぴり、さびしくもあるんです。「7」「8」がおもしろくないという話じゃないですよ。「6」が最高だったということです。今、きっと次回作をお作りになっているんだと思うのですが、ぜひそれが僕にとって最高のパワポケになってくれることを期待しています。身をよじるような連続性のある笑い、ねばりの利いたネタ、呆れかえるほど大胆なストーリー展開、そして……ばったばったと……ていくキャラクターたち。思い出しただけで鳥肌が立ちますが、立ち切る前に笑いに変わります。 本当に長々と失礼いたしました。お身体、御自愛いただいて、これからも僕たちにパワポケを提供し続けてください。ありがとうございました。藤岡さんはじめ、チームのみなさんにも御礼、おつたえください。 2006年4月25日 72年前、吉本興業がはじめて新橋演舞場で興行し、東京進出を果たした今日という日に 電撃PlayStation 倉西誠一 ※この文章は2006年5月に書かれたものです。 ※「パワプロクンポケット」シリーズの公式サイトはこちらです。

 

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