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(「金獅子への回り道・苦悩の果てに、光」【第1回】、【第2回】、【最終回】から続く)
ミヅハ覇シリーズで身を固めました。この帽子(ミヅハ覇【烏帽子】)と腰のところ(ミヅハ覇【丸帯】)は、しかし、
インチキ魔法使いのかぶり物のようです。インチキである上に、そしてかぶり物に見えます。しかも、色はあのオオナズチ・パープルです。正直に申し上げますと、かっこ悪いです。といいますか、すべてそろえた時は、いきなり
吹き出してしまいました。「おいしいものは最後に食べる」ではないですが、最近は防具をシリーズでそろえる時に、途中で頭だけとか、腕だけとか、そういう作り方はしなくなっていました。必要な素材をすべてそろえてから、一気に作って装備して、どんなグラフィックだろうというのをわくわくしながら見るというふうにしています。オオナズチは予想以上にスムーズに倒せたので、素材は順調にそろいました。で。一気に作って一気に装備してみたわけですが……。
こ、これで? このインチキ魔法使いのかぶり物で、龍風圧が無効に?
一瞬、我が目を疑いましたが、ステータスを確認すると、確かに風圧が+21で龍風圧無効が発動しています。間違いはありません。武器には飛竜刀【葵】を選びました。攻撃力は864、毒属性の蓄積値は400という強力な太刀です。龍風圧はミヅハ覇を装備した時点で無効になっています。毒状態にして龍風圧を出させないということは目的ではなく、単純に毒が
クシャルダオラの弱点属性なので、強力な武器を選んだということです。ちなみに単純攻撃力なら、同じ毒の太刀では鎌威太刀の方が上でした(攻撃力:960)が、毒属性の蓄積値は飛竜刀【葵】が上です(鎌威太刀の属性値は320)。あんまり変わんないじゃんとも思うのですが、
クシャルダオラは鋼龍とも呼ばれる古龍です。いかにも固そうです。切れ味ゲージも若干ながら飛竜刀【葵】の方が上かな? と思い、武器は決まりました。
感動しました。本当に、これは感動という言葉以外では表現できません。龍風圧を身にまとった
クシャルダオラに対して、僕はまったく臆することもひるむことも、そして尻もちをつくこともなく、まっすぐに向かっていき、まっすぐに斬りかかることができました。一切、その影響を受けないのです。どんなに強風が吹いていても、関係ありません。僕の想像では、このひらひらした装備はそうとうな風圧を受けて重くなり、前に進むのも大変なんじゃないかとか思うのですが、そんな想像はどうでもいいですよね。気絶無効を発動させて
ゲリョスに向かい、あの閃光攻撃でも一切、気絶しなかった時もうれしかったですが、今回は、その比ではありません。
うれしいとかラッキーとか、そんな言葉では表現できない感動に胸をふるわせながら、力尽きました。結局、力尽きましたが、それでも、この時点では気持ちに余裕がありました。
その余裕は、徐々に失われていきました……。確かに、龍風圧は無効にしましたが、それでも
クシャルダオラは立派な
古龍です。上位であれば、通常の攻撃力もかなりなものです。ふと油断すると、大ダメージを受けます。ヤツの行動を見ながら安全に安全にク
エストは進めていましたから、たとえば風ブレス等の大技はかわせるようにもなりました。問題は、僕には予備動作が見えない突進や、ただのひっかき攻撃です。これを喰らってしまい、あせったところに大技というコンボで、何度も力尽きました。
古龍戦は、ある一定のダメージを与えれば25分で終了します(
古龍が逃げ去ってしまいます。これを繰り返して最終的に討伐するわけです)。そこまで生き残ればいいのですが、それすらもままなりません。つまり、
龍風圧を剥ぎ取られた後でも、クシャルダオラは単なる「強いモンスター」だったのです。
(第2回に続く)
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