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(前回から続く)
「あ、なんか、倉西さん、兄弟みたいじゃないですか!」。
全身レックスSシリーズの僕と、その変態っぽいキャ
ラクターをいっしょにしないでほしかったのですが、集会所で、やたらと野尻君が絡んできます。なるほど……これが、彼が「異常震域」に行きたがった理由でした。彼は一刻も早く、レックスSシリーズをそろえたかったのです。それならいいよ。連れて行ってあげようじゃないか。
上位の
ティガレックス2頭といえども、3人もいればなんとかなります。もちろん一撃一撃は痛くてしょうがないのですが、標的が分散されるのは、本当に助かります。その間に回復もできますし、シビレ罠を調合することだってできます。順調に尻尾も落とし、部位破壊もこなし、見事、クリアして、僕は晴れてHR6になりました。
ところが……野尻君が求めてやまないレックスSヘルムの素材はそろいませんでした。僕ら以外のメンバーは、まだ何かと戦っています。男塾先輩が偉そうにいろいろと解説しながら、ものすごいク
エストに出ています。終わりそうにありません。じゃあ、なんか回ろうか……と、僕が言い終わるやいなや、間髪入れずに野尻君が主張しました。「
ティガレックス!」。いやいや、いいんじゃないの? その、なに? かぶりもののままで。なんというか、個性だよ、それも個性。ポッケ村でさ、そのカッコで歩いてるヤツみたらビビるよ。行商ばぁちゃんも店閉めるね、確実に。そのままでいいじゃん、野尻君。と、からかったのですが、彼は真剣です。わかったよ、わかったわかった、気持ちはわかる。じゃあ、砂漠の
ティガレックス、行こうか。
HR6になった僕を止めるものはありません。龍木ノ太刀【神憑】(麻痺属性の太刀)も冴え渡り、何度も
ティガレックスを麻痺らせました。これは本当に気分がいい。みんなに感謝されますからね。「ナイス!」などと声をかけてもらいながら、なんだかもう余裕でク
エストが進んでいきました。麻痺らせられ、尻尾を切り落とされた
ティガレックスがエリア2からエリア1を経由してエリア5へと移動しました。
ちょっと遅れてエリア5に入った僕は、驚くべき光景を目にしました。それまで順調に戦ってきた小松君のキャ
ラクターが、
ティガレックスの前に棒立ちしてしまい、回転攻撃をもろに喰らってふっ飛んだのです。そんなバカな! 思わず小松君の方を見ました。小松君は……寝落ちしていました。おそらくはエリア1から5に入るローディング中に落ちたのだと思われるのですが、驚いたことに、キャ
ラクターが回転攻撃を喰らった瞬間に、まるで自分が衝撃を受けたかのように目覚めたのです。めちゃくちゃ同期しすぎだからw 笑うしかありませんでしたが、誰も落ちる(力尽きるの方)ことなく、無事にク
エストは終了し、野尻君も念願のレックスSシリーズをそろえることができました。
すでに時計の針は午前3時半を回っていました。小松君が寝落ちしても無理はありません。最後にチーム対抗金火竜
タイムアタックを行い、この日は解散することにしました。もちろん、みんな、大満足でした。そして大満足だけではなく、男塾先輩と僕の中で、ある1つの野望が芽生えました。電撃HUNTER7を再起動させる、その企画については、このブログでまた、お送りいたします。
※写真は、POWER GRAPHIXXの3人。左から、斉藤君、半澤君、小松君。御茶ノ水を歩いていると、学生さんにしか見えないのですが、才能ある若手デザインチームの面々。最近もすっかり「MHP 2nd」友だちで、2週間に一回くらい、クエストを回っています。あの上位のグラビモス亜種には苦労させられたねぇ。
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