モンスターハンター
※作者急病のため、今回の「狩られ道黒毛」は3年前にブログ公開された記事を収録いたします。 逃げられました。四角いリングの中で、手を伸ばしては逃げられ、また静寂が訪れ、そして手を伸ばしては逃げられということが続きました。 しまった! うかつでした…
※作者急病のため、今回の「狩られ道黒毛」は3年前にブログ公開された記事を収録いたします。 1975年、夏。石川県金沢市、涌波二丁目。 ナツいアツでした。失礼。暑い夏でした。1975年夏、小学校2年生の僕。長い夏休み。まだ、ゲームもなければインターネット…
【狩られ道黒毛 2/2】宣伝失敗
【狩られ道黒毛 1/2】宣伝失敗
「狩られ道豪黒毛、読みましたよ!」。 とは、どなたからもおっしゃっていただけないかわいそうな子なので、今回、ちょっと宣伝させていただこうかと思ったわけです、はい。 「SEIICHI! SEIICHIーっ!」。 雪山エリア8に、僕の声にならない叫びと、最後にSE…
最近、いろいろなところで聞かれることがあります。 「iPhoneで『MH』は出ないんですか?」。 知りません。 そう答えると、たいていの方は「狩られ道さんは、出てほしいとは思わないんですか?」という質問に切り換えられます。ふむ。しかし……この御質問には…
一瀬「プレイヤーとモンスターのやりとりですね。そこからすべてがはじまると思ってもらえたらいいんじゃないかと思います。そこが楽しくなければいけないんです。モンスターが、一番大切です。まずモンスターありきで、ゲーム内での(ハンターとしての)生…
「狩られ道が映ったー!」。 とかですね、いきなりなんのことだかさっぱりだと思うのですが、映っちゃったんですよ、テレビに、「狩られ道」のロゴがw 一瞬だったと思うんですけど(映っちゃった本人は見ていませんでした)、そりゃもう堂々と。 原稿執筆時…
「うわ! 尻尾! やられた!」。 と思った瞬間、その尻尾をオトモが切断してくれたこともありました。確かに見えてはいなかったのですが、あのおいしそうな切り口をさらしてウカムルバスがつんのめった時は、うれしいやら呆気にとられるやら、まさに奇跡、感…
※この文章は電撃ゲームス 5月21日発売号に掲載されたものです。 一瀬「村はプレイヤーが一番長く過ごす場所なので、完全な和にしてしまうと、それはそれでおかしい気がするんですね。たとえば装備にしても、多種多様な文化といいますか、それらが混在してい…
※この文章は電撃ゲームス 5月21日発売号に掲載されたものです。 はい! というわけでございまして、はじまってしまいました「狩られ道亜種」でございますが! が! が! もう一回、が! ……すいません、今、ちょっとお腹痛いんですorz なものですから、さ! …
『3rd』の発売に備えた 『2ndG』と『3(トライ)』の遊び方 (その21からの続き) ――最後になりますが、読者&ユーザーの方々に対して本気のメッセージをお願いします。 一瀬:従来の『MHP』シリーズよりも時間をかけて制作しているだけあって、十二分な内容…
3本柱で構成される 『MH』シリーズのコンセプト (その20からの続き) ――今回、お話をいろいろお聞きして、『3rd』においても『MH』シリーズというものが明確な基準として存在することが、とてもとても強く印象に残りました。『3rd』の開発が着々と進む現在…
(その19からの続き) ――オトモアイルーのためにリオレイアとかを今ここで狩りたくなってきました(笑)。さて次は、協力プレイについてお聞きします。みんなで手軽にPSPを持ち寄って協力プレイを楽しめるところが、『MHP』シリーズの大ブレイクの一因になっ…
(その18からの続き) ――モンスターとの立ち回りという点では、タル爆弾や落とし穴など、攻撃系のアイテムも重要になりますが、『3rd』に新たな攻撃系のアイテムはありますか? 一瀬:モンスターとの立ち回りで僕達が目指しているのは、アイテムというよりは…
最も大切な部分の1つである アクション面のこだわり (その17からの続き) ――『MH』シリーズ全作品において、ユーザーである私達がすごいと思うことの1つに、プレイを重ねていくにつれ、腕というか操作技術が上達していくのを実感できる点があげられます。『…
(その16からの続き) ――ジンオウガと同じく新モンスターのガーグァは、かわいらしい感じの鳥竜種ですね。 一瀬:愛嬌のある動きをします。カーグァは今までのシリーズにいた草食系モンスターにあたる位置づけにいますが、実際に遭遇してみると、ちょっと違…
辻本P「今回は『MHP』が出たから『2nd』を作ろうというような単純な流れではなく、『MHP 3rd』ということに向けていろいろせなあかんことがバーっと出てきて、それを整理していって、「うん、これやったら『MHP 3rd』になるね」という段階に至ったところで、…
(その15からの続き) ――『3(トライ)』のように、モンスターにはスタミナの概念が採用されるとのことですが、スタミナが減ってくると他のモンスターを捕食するといった『3(トライ)』で見られた行動はありますか? 一瀬:いろいろ検討中です。 辻本:スタ…
さて今回は! 先々週、無事に校了も終えましてw 先週、無事に発売になりました……なっているはずの電撃ゲームス連載「狩られ道亜種」からの続きになります……と言うと、さも企画していたかのようですが、まさかですねw まさか僕がそんなに計画的なわけがないじ…
(その14からの続き) ――PVを見ているとワクワクしますよね。ティガレックスとかナルガクルガとか、『2ndG』ではさんざん狩らせていただきましたが、それでも『3rd』のPVでは、とにかく新鮮な印象を受けました。 辻本:いろいろと調整をかけているので、『2n…
武器とモンスターに関する 『3rd』でのスタンス (その13からの続き) ――フィールドの次は、PVについてお聞きしたいと思います。先日の発表会や公式サイトなどで公開されているPVを見ると、最初の情報としてはかなりの内容が盛り込まれていると思いますが、…
(その12からの続き) ――渓流のベースキャンプから次のエリアに行くと、草食竜がいるなど、世界の広がりというべきか世界の雰囲気とか、自然界の平穏を感じさせる、いわゆる『MH』シリーズの定番的な作りは今回もされていますか? 一瀬:ベースキャンプや最…
(その11からの続き) 渓流を作っていく際の発想と 人工的な建物を入れ込む理由 ――『3rd』で初登場となるフィールド、渓流のコンセプトをお聞かせください。 一瀬:渓流は『3rd』におけるファーストステージのイメージを持たせたい側面があるので、生物が生…
(その10からの続き) ――さらに装備の要素が入ってきますよね? 一瀬:そこでまた戦略性が出てきて、奇跡の確率を上げられたり、モンスターに対しての攻略性が増したりします。気絶重視のオトモアイルーを2匹連れて行くとか。 辻本:装備はカスタマイズでき…
(その9からの続き) ――唐突ですが、『2ndG』のときのオトモアイルーがとても大好きで、初めて触れたときに感動した記憶があります。オトモアイルーの感動のポイントって、あえてマイナス的な見方をすると、偶然の産物というところがかなり多くて、ただそれ…
オトモアイルーを2匹にした理由と それによって変化する奇跡の頻度 (その8からの続き) ――『MH』シリーズを振り返ると、例えば『3(トライ)』の場合、「水中」という、とても大きな象徴的な新要素があったと思います。今回の『3rd』では、そういった象徴的…
(その7からの続き) ――装備のお話が出たところで、今回の『3rd』では装備にも和風や東洋風のテイストが入っているじゃないですか。装備全般を見て、そういったテイストのものは数多く存在しますか? 一瀬:そこは違います。ハンターの装備は和風や東洋風に…
(その6からの続き) ――お風呂、温泉、村という発想の流れと、赤をイメージカラーにしたというのが、印象としてどうしてもつながらないのですが、いかがでしょうか? あと、ふと思ったのですが、今までの『MH』シリーズでイメージカラーについてお聞きしたこ…
正確な人数は数えていませんが、かなり多くの方々にも御参加といいますか、からんでいただきましたし、きっと、絡まないまでもチェックしていただいていた方々も多かったのではないかと思います。あらためまして、この場を借りて御礼申し上げます。ありがと…